断熱塗料や遮熱塗料の相場を解説!
◆断熱塗料と遮熱塗料の効果とは?
屋根や外壁を塗装する際は、さまざまな塗料が使われます。
そのなかの2つが断熱塗料と遮熱塗料です。
断熱塗料は熱を伝えにくくする塗料です。
熱伝導を抑える効果が高く、室内温度を一定に保ちやすくなります。
夏場は屋根の熱さが室内に移動することを防ぎ、冬場は室内の温かさが外に逃げるのを抑えてくれるでしょう。
一方遮熱塗料は、熱を反射することで室内温度の上昇を防ぎます。
その温度差は2~3度程度です。
一見あまり違いがないと感じるかもしれませんが、気温が29度と26度の時の違いを想像すれば、大きな差だと気付くことができるのではないでしょうか。
どちらも外気温が室内温度に影響するのを、抑える効果があります。
◆断熱塗料の費用相場は?
断熱塗料の費用相場は、1平方メートルあたり4,000~6,000円ほどです。
120平方メートルの屋根を塗装するとなると、48~72万円かかります。
具体的な内訳は、「塗料代」「人件費」「足場代」の3つです。
塗料代は種類によって異なりますが、おおよその予想を立てることができます。
人件費は、工事期間によって変わります。
工事をする面積が広いほど金額が高くなる傾向が強いです。
そのため、業者さんが現場を見る前の段階でいくらかかるか断言するのは難しいでしょう。
足場代も、工事面積や建物の大きさによって差が生じます。
一軒あたりの一般的な相場を出すのは困難です。
このように塗装工事は一軒ごとに差が出るのが特徴です。
費用相場はあくまでも目安として考えましょう。
◆遮熱塗料の費用相場は?
遮熱塗料の費用相場は、1平方メートルあたり3,000~5,000円ほどです。
120平方メートルの屋根を塗装するとなると、36~60万円かかります。
ちなみに一般的な塗料は、遮熱塗料の2分の1程度の金額で施工することが可能です。
しかし、遮熱塗料は耐用年数が長く10~20年ほど効果が続くといわれています。
ランニングコストという観点から見れば、一般的な塗料よりも効率が良いでしょう。
また、夏場の室内温度の上昇を防ぐことができるため、エアコンの使用量を抑えることができます。
使用量が減るということは、おのずと電気代が節約できるということです。
塗装工事の際は施工費がかかるかもしれませんが、ランニングコストを減らすことができるでしょう。
◆外壁・屋根塗装の相談はTRUSTへ
断熱塗料と遮熱塗料それぞれの特徴を理解して、塗料を選びましょう。
外壁・屋根塗装の相談はTRUSTへお問い合わせください。