屋根は外壁に比べ、最も雨風にさらされる場所になります。つまり、最も劣化の起こりやすい場所です。
耐久性に強い素材が使われていますが、屋根に上らないと
腐敗や雨漏りなどに気づきにくい場所になります。
台風などの自然災害時に、屋根の腐敗等に気づかなければ、
強風で屋根が剥がれ、他の民家にも被害が出る可能性があります。
その為、3年に1度のメンテナンスをオススメしています。
最も基本となるのが屋根の下地処理です。 外壁と比べて過酷な環境にさらされているため、表面の塗膜は、年数が経つにつれどんどん傷んでいきます。そのため、高圧洗浄を丁寧に行い、表面の塗膜をキレイにする事で新たな塗装がより長持ちすることに繋がります。
しっかりとヤスリなどでサビを落としてからサビ止めを塗料を塗りこんでいきます。
スレート部にシーラーと言った下塗り材を塗りこんでいきます。
下塗り材には中塗りや上塗りの様な保護の機能はなく素材と中塗り材や上塗り材との密着機能を高めます。
中塗り作業は、上塗り作業の前に必ず必要な作業になります。
なぜなら中塗り作業を行い、上塗り作業を行うことで初めて適正な膜厚が確保されるからです。
上塗り材を塗ることにより、防水や紫外線保護の機能を屋根に付けることができます。
近年では、熱反射材の高い上塗り材を使用することにより、耐久性を上げる付加価値の大きい塗料もあります。
ポイント5以前の塗装3工程を行うと、瓦が塗膜でくっついてしまい、瓦と瓦の間にゴミが入ったような状態になってしまいます。
すると、雨が降った時、雨水を吸って腐敗の原因になります。
それを防ぐため、スレート瓦の重なり部分を切る縁切り作業を行います。
最後にカッターで切り隙間を確保します。既存の状態で隙間があればタスペーサーという器具を差し込んでから塗装を行います。
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